

先行リリース

- 2025年7月18日
- 18曲
- BLAME IT ON BABY · 2020年
- Please Excuse Me For Being Antisocial · 2019年
- Perfect Ten · 2019年
- Please Excuse Me For Being Antisocial · 2019年
- Project Dreams - Single · 2018年
- Shoot For The Stars Aim For The Moon · 2020年
- Twelve Carat Toothache · 2022年
- Survivor’s Remorse - Single · 2024年
- KHALED KHALED · 2021年
必聴アルバム
- 「The Box」で一世を風靡(ふうび)した新時代のヒットメイカーにして、ストリートのリアリティをクールな眼差しでシリアスに描き出すラッパー、ロディ・リッチ。カリフォルニア州コンプトン出身で1998年生まれの彼が、自身のミックステープ、ミーク・ミルやニプシー・ハッスルとの共演などを経て、満を持して2019年12月にリリースしたファーストアルバムが本作だ。動画共有型SNSで大きなバズを起こした「The Box」が2020年を代表するメガヒットになったことで、一躍時代の寵児となったが、アルバムのタイトルの通り、決して社交的ではないという彼のラップは年齢に不相応なほど落ち着き払っていて、身の回りの厳しい現実を巧みなフロウを駆使しながら生々しく描き出している点が大きな魅力だ。そんなラッパーとしての豊かな表現力が遺憾なく発揮された本作は全米1位に輝き、2020年のApple Music Awardsでもトップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを、また「The Box」もトップ・ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
- 2025年
- 2024年
- 2024年
アーティストプレイリスト
- シリアスなラップで瞬く間にシーンのメインキャストの仲間入りを果たした実力派。
- 自身が成し遂げた偉業を祝って、故郷コンプトンを再現した舞台でパフォーマンス。
- ドラマチックでディープなミュージックビデオの数々。
- 2024年
ロディ・リッチについて
ラッパーのロディ・リッチは、「もっとも強い者ほど寡黙である」ということを早くから心得ていた。1998年カリフォルニア州コンプトン生まれ、本名ロドリック・ムーアは、2017年からミックステープをリリースし、ラップシーンにおける突出した存在となった。控えめながらも堅実なスタイルを確立し、ミーク・ミルやニプシー・ハッスルといったベテランアーティストからもお墨付きを与えられ、ラッパーとしての信頼だけでなく大衆からの人気も集めた。多くのラッパーがどちらか一方しか選べないのが常である中、彼は稀有な存在と言えるだろう。コンプトン出身ではあるが(ちなみに彼は2019年にデビューアルバム『Please Excuse Me for Being Antisocial』を発表するころには、すでに地元の土地を購入していた)、リッチのスタイルはローカルの色に縛られることなく、鋼のようなドリルミュージックとウエストコーストで長く培われてきたレイドバックなストイシズムを、メロディアスなトラップとミックスさせた。リッチはノースカロライナのダベイビーやブロンクス出身のエイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディらと同様に、必要以上のセルフボースティングはしない。オーバーな誇張や卑下もなく、謙虚かつ実直なスタイルを軸としている。例えばゴスペル的な雰囲気の「Down Below」では、冷たい床がベッド代わりだった若者時代を歌う一方で 、「War Baby」では「こんなの普通じゃないぜ、ベイビー」と警告を添えながら、暴力的な過去について歌っている。2020年に開催された第2回Apple Music Awardsでは『Please Excuse Me for Being Antisocial』でトップアルバム・オブ・ザ・イヤー、「The Box」でトップソング・オブ・ザ・イヤーと二冠に輝いたが、受賞に先駆けて、Apple Musicに自身の姿勢をこう語っていた。「僕がやろうとしているのはラップじゃない。相手に語りかけているだけ」。同年、リッチはBETアワードでもアルバム・オブ・ザ・イヤーとベスト・ニュー・アーティストを受賞。さらにニプシー・ハッスルにフィーチャーされた「Racks in the Middle」にてグラミー賞にも輝いた。
- 出身地
- Compton, CA, United States
- 生年月日
- 1998年10月22日
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ